“任せる”から“わかちあう”へ。家事シェア5つの工夫

向き合い方

家事シェアでよくあるモヤモヤ

「なんでこうしてくれないんだろう…」
「頼んだのに全然違うやり方で…」
家事を分担しているはずなのに、どこかモヤモヤが残る。そんな経験、ありませんか?

その背景には、
“家事はこうやるべき”という思い込みや、
無意識のうちに生まれている“上下関係”があるのかもしれません。

でも、家事は「手伝ってもらうもの」ではなく、「一緒にまわすもの」
考え方を少し変えるだけで、毎日の暮らしはもっと心地よく、軽やかになります。


① 家事は上下関係じゃない。“横並び”の関係で

家事に「正解」はありません。
洗濯物の干し方、タオルの畳み方、掃除の順番——どれも育った環境や価値観で違って当然です。

たとえば、あなたが出汁入りの卵焼きを“普通”だと思っていても、
パートナーは砂糖だけで甘く仕上げる卵焼きを“当たり前”だと感じているかもしれません。

その違いを「間違い」と決めつけてしまうと、家事はぎくしゃくし始めます。
でも、違うからこそ話し合えるし、話し合った先に“我が家のやり方”が見つかるのです。

「やり方の違い」は“間違い”ではなく、“価値観の違い”
違いを否定するのではなく、我が家のやり方を話し合って決めよう。


② 得意・苦手を認め合うことが、自然なシェアにつながる

家事は“役割分担”というより、お互いの理解と配慮が大切です。

  • 「私は料理が好きだからキッチンは任せて」

  • 「細かい掃除は苦手だけど、ざっくり片づけならできるよ」

こんなふうに、得意・不得意をオープンに伝え合える関係ができてくると、
「なんでできないの?」という責める気持ちよりも、「ありがとう」という感謝の言葉が自然と出てくるようになります。

「苦手」は悪じゃない。得意な方がサポートすればOK
向き不向きを共有できれば、責めるより感謝の言葉が増えていく。


③ “ありがとう”が家事の空気をやわらかくする

シェアがうまくいっている家庭に共通するのは、“ありがとう”の多さです。

  • 「洗濯物、干してくれてありがとう」

  • 「ゴミ出ししておいたよ」「助かる、ありがとう!」

この“ありがとう”は、「ちゃんとやったかどうか」を評価する言葉ではなく
その行動そのものに対する感謝です。

責任や義務ではなく、思いやりが循環する関係をつくっていくきっかけになります。

評価ではなく、行動への感謝を伝えよう
「助かる」「ありがとう」があるだけで、空気がやわらかくなる。


④ 話し合って、“うちのやり方”をつくっていこう 🆕

「やり方が違う」というすれ違いが起こりやすいのが家事。
でも、そこには正解も不正解もありません。

だからこそ、我が家のやり方を話し合って決めることが大切です。

  • 「タオルはどう畳む?」

  • 「掃除はどれくらいの頻度にする?」

  • 「朝ごはんはパン派?ごはん派?」

ルールを決めることが目的ではなく、話し合える関係でいることこそが本質。
そして、そのやり方は暮らしに合わせて少しずつ**“アップデート”していけばいい**のです。

🔜 次回の記事では、「やり方のアップデート」について、もう少し深く掘り下げていきます。

正解を押しつけるのではなく、暮らしに合う“やり方”を話し合う
決まりは1つじゃない。ルールも暮らしと一緒にアップデート。


⑤ 失敗も含めて、やさしく育てる家事シェア

誰だって最初は不慣れなことがあります。
でも、せっかくやってくれた家事にダメ出しばかりしてしまうと、次はもう頼れなくなってしまうかも

大切なのは、「やってくれてありがとう」から始めること。
そして、「次からこうしようか」と一緒に決めていく姿勢です。

家事シェアは、育てるもの
失敗も経験のひとつとして受け止めながら、我が家らしいチームプレイを少しずつ育てていきましょう。

“ダメ出し”より“育てる目線”で
失敗も経験のひとつ。「次はこうしようか」と言える関係を育てていこう。


✅まとめ|家事シェアは“パスを回す”チームプレイ

  • 家事に正解はない。違いを認め合って“我が家のやり方”を決めよう

  • 家事シェアは「上からの指示」ではなく、「横に並ぶ会話」から始まる

  • 得意・不得意を言い合える関係が、家事のストレスを減らす

  • 感謝の言葉は、家事の空気をやさしくする

  • 失敗を責めず、“話し合い”で続けられる仕組みにしよう

  • シェアのやり方は、暮らしと一緒にアップデートできる


🚶‍♀️今日からできる一歩

  • 家事のあと、1回「ありがとう」と言ってみる

  • 家族と「うちのやり方」について5分だけ話してみる


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昔ながらの家事のやり方、今の暮らしに合っていますか?“当たり前”を見直し、我が家らしいスタイルを見つける工夫を紹介します。

 


ひとことあとがき

小さな「ありがとう」が、家事の空気をふんわり変えてくれます。
うまく言えなくても大丈夫。気持ちが伝われば、それが思いやりの第一歩です。

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