家事シェアでよくあるモヤモヤ
「なんでこうしてくれないんだろう…」
「頼んだのに全然違うやり方で…」
家事を分担しているはずなのに、どこかモヤモヤが残る。そんな経験、ありませんか?
その背景には、
“家事はこうやるべき”という思い込みや、
無意識のうちに生まれている“上下関係”があるのかもしれません。
でも、家事は「手伝ってもらうもの」ではなく、「一緒にまわすもの」。
考え方を少し変えるだけで、毎日の暮らしはもっと心地よく、軽やかになります。
① 家事は上下関係じゃない。“横並び”の関係で
家事に「正解」はありません。
洗濯物の干し方、タオルの畳み方、掃除の順番——どれも育った環境や価値観で違って当然です。
たとえば、あなたが出汁入りの卵焼きを“普通”だと思っていても、
パートナーは砂糖だけで甘く仕上げる卵焼きを“当たり前”だと感じているかもしれません。
その違いを「間違い」と決めつけてしまうと、家事はぎくしゃくし始めます。
でも、違うからこそ話し合えるし、話し合った先に“我が家のやり方”が見つかるのです。

「やり方の違い」は“間違い”ではなく、“価値観の違い”
違いを否定するのではなく、我が家のやり方を話し合って決めよう。
② 得意・苦手を認め合うことが、自然なシェアにつながる
家事は“役割分担”というより、お互いの理解と配慮が大切です。
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「私は料理が好きだからキッチンは任せて」
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「細かい掃除は苦手だけど、ざっくり片づけならできるよ」
こんなふうに、得意・不得意をオープンに伝え合える関係ができてくると、
「なんでできないの?」という責める気持ちよりも、「ありがとう」という感謝の言葉が自然と出てくるようになります。

「苦手」は悪じゃない。得意な方がサポートすればOK
向き不向きを共有できれば、責めるより感謝の言葉が増えていく。
③ “ありがとう”が家事の空気をやわらかくする
シェアがうまくいっている家庭に共通するのは、“ありがとう”の多さです。
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「洗濯物、干してくれてありがとう」
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「ゴミ出ししておいたよ」「助かる、ありがとう!」
この“ありがとう”は、「ちゃんとやったかどうか」を評価する言葉ではなく、
その行動そのものに対する感謝です。
責任や義務ではなく、思いやりが循環する関係をつくっていくきっかけになります。

評価ではなく、行動への感謝を伝えよう
「助かる」「ありがとう」があるだけで、空気がやわらかくなる。
④ 話し合って、“うちのやり方”をつくっていこう 🆕
「やり方が違う」というすれ違いが起こりやすいのが家事。
でも、そこには正解も不正解もありません。
だからこそ、我が家のやり方を話し合って決めることが大切です。
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「タオルはどう畳む?」
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「掃除はどれくらいの頻度にする?」
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「朝ごはんはパン派?ごはん派?」
ルールを決めることが目的ではなく、話し合える関係でいることこそが本質。
そして、そのやり方は暮らしに合わせて少しずつ**“アップデート”していけばいい**のです。
🔜 次回の記事では、「やり方のアップデート」について、もう少し深く掘り下げていきます。

正解を押しつけるのではなく、暮らしに合う“やり方”を話し合う
決まりは1つじゃない。ルールも暮らしと一緒にアップデート。
⑤ 失敗も含めて、やさしく育てる家事シェア
誰だって最初は不慣れなことがあります。
でも、せっかくやってくれた家事にダメ出しばかりしてしまうと、次はもう頼れなくなってしまうかも。
大切なのは、「やってくれてありがとう」から始めること。
そして、「次からこうしようか」と一緒に決めていく姿勢です。
家事シェアは、育てるもの。
失敗も経験のひとつとして受け止めながら、我が家らしいチームプレイを少しずつ育てていきましょう。

“ダメ出し”より“育てる目線”で
失敗も経験のひとつ。「次はこうしようか」と言える関係を育てていこう。
✅まとめ|家事シェアは“パスを回す”チームプレイ
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家事に正解はない。違いを認め合って“我が家のやり方”を決めよう
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家事シェアは「上からの指示」ではなく、「横に並ぶ会話」から始まる
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得意・不得意を言い合える関係が、家事のストレスを減らす
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感謝の言葉は、家事の空気をやさしくする
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失敗を責めず、“話し合い”で続けられる仕組みにしよう
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シェアのやり方は、暮らしと一緒にアップデートできる
🚶♀️今日からできる一歩
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家事のあと、1回「ありがとう」と言ってみる
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家族と「うちのやり方」について5分だけ話してみる
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ひとことあとがき
小さな「ありがとう」が、家事の空気をふんわり変えてくれます。
うまく言えなくても大丈夫。気持ちが伝われば、それが思いやりの第一歩です。



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